Oriアカデミー通信023(お教室の保護者宛の通信です、リクエストにお答えして公開しております。)
アメリカで育つとお行儀が悪くなるのか?

アメリカで育てると周りがお行儀が悪いのでお行儀が悪くなっても仕方がない。と、思いますか? 私は思いません。
お行儀は親の通信簿です。親が妥協した瞬間がお行儀の上限となります。そしてそれはどんどん下がっていくでしょう。
まだ日本に住んでいた頃、娘は5歳の時に1週間泊りに行った先のお宅のママに「どちらに出されても恥ずかしくないお子さんですね」と言われました。 このママは受験大魔王のようなママで東京のいわゆるトップといわれる受験塾をお子さんに掛け持ちさせていたセレブママです。彼女の物差しは1つの価値観ですが多くのお行儀が良いとされる子供たちを見てきたことは確かでしょう。彼女が言ってくれたことはシンプルです。
しつけが行き届き、日常生活のことを自分でできる。
好き嫌いがなくどんなものでも美味しくたくさん食べられる。
規則正しく生活できる。
自分でやりたいことを意欲的に主張できるし家族に合わせることもできる。
そして何よりそれが親の目を離れたところで、どうやら溢れるように自らの判断で行われていたというのです。
なぜ、5歳の娘はそう育ったのでしょうか。それは、私がそう育てたからです。そいういう自慢のお話でした。
、、、ではなく、笑。
家庭でのしつけで譲れないことは譲りませんように。という話です。
しつけと習慣こそ親からのプレゼントです。
息子はノーベル賞やフィールズ賞をとって「しまう」だろうと言っていますし、娘はジョブズを超えると言っています。私は子供たちには各国の代表との対談に耐えうるマナーをと思っています。 お教室でもそのレベルでしつけていきたいと思っておりますこと申し上げておきますね。
まずは、ゴロゴロ転がってワークする習慣のあるお子さんは姿勢を正して座れるようにしましょう。お教室では1歳以上のお子さんには許していません。
7歳から10歳ぐらい、
14、5歳の思春期と子供達には言動が乱れる時があります。
まさに今、二人の子供がその年齢の私は
「あれもできていたのに」
「これもできていたのに」
と、毎日試練が続いています。
靴を揃えたり、お箸を正しく持てたり、
当たり前の事をまた繰り返します。
教育は螺旋階段。